2019/01/11 19:42
コードバンとは

「コードバン」とは、農耕馬のお尻の一部から採れる革のこと。現在では、農耕用の馬というのは生産されておらず、食肉用としてごく少数生産されている馬から採られている。
通常の革素材のように皮膚表面の部分は使わず馬のお尻の艶やかな表皮を丁寧に少しずつ削っていくと厚さ2mm程の「コードバン層」と呼ばれる繊維質が姿を現します。この革を削った「内側の部分」のみを使った比較をコードバンといいます。
コードバンの特徴
特長としては、繊維が細かいため傷が付きにくいことが挙げられます。それでいて、表面を革で守られていたことから手触りがしなやかで繊細、という相反する特長を備えている。
長く使い込むほどに独特の風合いが出てきます。経年変化を楽しめるヌメ革とはまた違った変化を楽しむことができます。また、手入れの仕方や環境によって唯一無二の色合いに変化していく。そんな革の"味"を楽しむことができます。
ぜひコードバンのオーダーの際は千羽屋レザー(senbayalether)にお問い合わせください。